HAYASHI REPIC

第2事業部

第2事業部ではペルチェ素子を用いたペルチェ式電子クーラー(以下「電子クーラー」という)の設計・製造・販売を一貫して行っております。
電子クーラーはフロンや薬品などを一切使用せず、直流電流のみで冷却できるため、CO2の排出量を削減し、環境負荷の少ない画期的な製品として注目されています。
事業部設立以来、継続して医療機用保冷・保温部としての販売実績を持ち、現在では医療機用に留まらずお客様のご要望に応じた研究開発分野でのご提案や産業機器へ搭載する電子クーラーの設計~販売を試作から量産まで対応しております。
また、電子クーラーを温度コントロールするための自社商品「デジタル温度調節器」や、温度センサーなどの各種アクセサリのご提案も可能です。

発熱温度を抑えたい、任意の温度変化を与えられるユニットが欲しい、局所的に冷やしたい部分があるけど実装スペースの関係で難しい・・・などのお困り事に対して解決のお手伝いをさせていただきます。

ペルチェ素子とは

直流電流を流すと片面が吸熱し、もう片面が発熱する半導体素子であり、電流の極性を反転すると吸発熱面が反転し、電流の大きさを変えると吸発熱量が変動する特性をもっています。
電子制御を行うことで精密な温度管理が可能であり、素早い温度変化を得ることができるため幅広い分野で活用されています。
ただし、ペルチェ素子単体ではその性能を生かしきることができません。
自然法則として熱は高温側から低温側へ移動する性質があるため、発熱側の熱が吸熱側に熱戻りしてしまいます。
さらに、通電することによりジュール熱が素子自体に発生するため、ペルチェ素子全体としては温度が上昇し続け、最終的には破損してしまいます。

そのため、放熱機構を設けて発熱側の熱を逃がす構造が必要となります。 放熱機構は主に2パターンあり、ヒートシンクとファンを用いた空冷式と、水路ブロックと冷却水により熱を逃がす水冷式があります。

弊社の標準品では空冷式、水冷式の2種類をご用意しております。

マネジメントシステム

私たちは以下のマネジメントシステムを運用、実施しております。

電子クーラーカスタマイズ

お客様のニーズに合わせたカスタマイズに対応いたします。
部分的なカスタマイズの他に、ゼロからの設計となる特注仕様の検討も承ります。

技術資料

ソリューション

ハヤシレピックのソリューション・ノウハウなどを
記事コンテンツでご紹介いたします。

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